国内線の飛行機の繁忙期・閑散期
飛行機(国内線)がもっとも取りにくく、運賃も高いのは8月です。意外に思われますが、10月と11月も8月に迫る水準まで席が埋まります。ただし運賃のほうは、10月・11月は年平均どおりでした。混む月と高い月は一致しません。 年間でもっとも空くのは、三が日を過ぎた1月と、大型連休前の4月中旬です。
- 混む:8月(お盆)・年末年始・ゴールデンウィーク
- 空く:1月中旬〜2月上旬・4月中旬
- 対象:全国の一般的傾向
- 最終確認:2026年9月1日
今日のタイミング
2026年9月15日(火)時点
9月の国内定期航空の座席利用率 82.7 %(旅客数 ÷ 座席数) 国土交通省
70/ 100
混雑
早めに動くことをおすすめします。
なぜこの判定なのか
国内線の飛行機の9月15日(火)の混雑度は、次の足し算で出しています。 掛け算ではなく足し算にしているのは、内訳をそのままお見せするためです。
ここに出てくる数は、すべて0〜100の混雑度です。 国内線の飛行機自身の1年のなかでの位置を表します。
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9月の基準
約1.05倍。上旬は落ち着きますが、中旬の連休と秋の行楽で後半に寄ります。 69 - 中旬 +4
このテーマは信頼度 B のため、 画面では 10 点刻みに丸めて表示しています。 持っていない精度を主張しないためです。
この判定のもとにした情報
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実績データ 航空輸送統計調査(第2表 国内定期航空月別 運航及び輸送実績)www.mlit.go.jp で開く
国内定期航空の月別の旅客数と座席数。2024 年・2025 年の 12 か月ぶんが揃っている。 このサイトが混雑度の土台にしているのは、旅客数そのものではなく 「座席利用率=旅客数 ÷ 座席数」である。飛行機は座席の数が決まっているため、 席がどれだけ埋まっているかが、取りやすさと運賃に直結する。 座席利用率は 2025 年で 8 月 86.4%・10 月 84.8%・11 月 84.1% が高く、 1 月 70.9%・4 月 71.0% が低い。
★月報の「6-1」シートに 13 か月ぶんの時系列表が入っている。 12 月分の月報を年ごとに取れば、1 ファイルで 1 年ぶんの月別がそろう。 2023〜2025 年の 3 年で並べても、月の並びは変わらなかった。 ただし水準は回復とともに年々上がっており、3 年平均は各月 2〜3 ポイント低い。 このサイトが 2025 年の値を出しているのは、いまの水準に近いからである。
★「2019 年以前は PDF しかない」は間違いだった。 月報(cycle=1)の EXCEL は 2020 年以降だが、年報(cycle=7・ 政府統計 000001018894)に「国内定期航空月別運航及び輸送実績」の EXCEL があり、2016 年まで遡れる。しかも第 2 表には 座席利用率が計算済みで載っている(旅客数 ÷ 座席数を自分で 計算する必要がない)。
★2016〜2019 年の 4 年(総合計・座席利用率 %)
1月 65.7 2月 70.5 3月 75.1 4月 66.8 5月 69.5 6月 69.6 7月 71.0 8月 79.3 9月 75.9 10月 75.8 11月 76.4 12月 68.6
2025 年との順位相関は 0.951。最小は一貫して 1 月、最大は一貫して 8 月である。コロナをまたいだ 8 年間、月の並びは変わっていない。 変わったのは水準で、2025 年は各月が平均 7.0 ポイント高い。 幅も 13.6 → 15.5 ポイントとやや広がった。
★同じ「6-2」シートに国際線の 13 か月がある。 2023〜2025 年で、座席利用率は 75.9〜82.8%(幅 7)と国内より平らで、 旅客数は 12 月 1.09・8 月 1.08 が高く 1 月 0.88 が低い(幅 21)。 ただしこれは訪日外国人を含む数で、日本人の海外旅行そのものではない。
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実績データ 宿泊旅行統計調査 推移表(都道府県別 日本人延べ宿泊者数・月別)www.mlit.go.jp で開く
月別の実数が入った表そのもの。全国計で、8月は年平均の約1.30倍、1月は約0.83倍。3年連続でほぼ同じ形になっており、季節変動が安定していることが確認できる。
★このサイトが読んでいるのは「旧2-2 都道府県別 日本人延べ宿泊者数 推移表(月別)」の全国計。2023・2024・2025年の3年ぶんを、各年の年平均で割って平均した。
★観光庁は令和8年1月分の調査から、層化の基準を「従業者数」から「客室数」へ変えている。そのため新しい系列(2-1)と古い系列(旧2-2)はつながっていない。次に更新するときは、どちらの系列を読んでいるかを必ず確かめること。
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実績データ 消費者物価指数 長期時系列データ(品目別価格指数・全国・月次)www.stat.go.jp で開く
品目ごとの価格指数を、1970 年 1 月から月次で公表している(原数値・季節調整前)。 このサイトが持っている唯一の「価格そのもの」の実測値である。
★測り方 観光需要が政策で大きく動いた 2020〜2022 年を外し、 2016〜2019・2023〜2025 年の 7 年を使う。
年平均で割るのではなく、中心化 12 か月移動平均に対する比で出す。 年平均比だと、年内に物価が上がっていく分がそのまま季節に混ざり、 «12 月がいちばん高い» という結果が量産される。実際、テーマパーク入場料は 年平均比では幅 9(12 月が最高)だが、移動平均比では幅 6(3 月が最高)になった。 後者が季節である。前者は値上げである。
★実際に動く品目(年平均を 1.00 としたときの幅) 航空運賃 21(8 月 1.15/1 月 0.94) パック旅行費 20(8 月 1.11/11 月 0.91) ゴルフプレー料金 18(5 月 1.08・10 月 1.08/2 月 0.90) ルームエアコン 16(5 月 1.10/2 月 0.94) 宿泊料 15(8 月 1.10/1 月 0.95)
★ほとんど動かない品目 レンタカー料金 9/テーマパーク入場料 6/鉄道運賃(JR)2/運送料 2/ ボウリングゲーム代 1/クリーニング代 1/文化施設入場料 2/映画観覧料 1/ 自動車教習料 0/葬儀料 1/タクシー代 1/高速自動車国道料金 1/ 理髪料 0/パーマネント代 0/自動車(新車)0/自動車整備費 0/民営家賃 0
★分かったこと。価格が需要につれて動くのは、旅行にかかわる品目だけである。 宿泊・航空・パック旅行は 8 月に 1.1 倍前後まで上がる。 ゴルフは季節そのもので動く(春と秋が高い)。 エアコンは需要より 2〜3 か月早く、5 月に高く 2 月に安い。 それ以外の生活サービスは、混む時期でも定価が動かない。
★このサイトでの使い方 価格の指数は「年平均比 1.00 を 50 とし、±1% を ±3 目盛り」で作る。 換算がすべてのテーマで共通なので、指数 60 はどのページでも 「年平均より 3% ほど高い」を意味する。
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公式・確定 シンプルでわかりやすい国内線運賃のご紹介(最安値カレンダー)www.jal.co.jp で開く
国内線の運賃が、搭乗日と予約のタイミングで変わる仕組みを公表しているページ。 運賃は「フレックス」「セイバー」「スペシャルセイバー」の 3 種類に分かれ、 スペシャルセイバーは 28 日前まで、セイバーは前日までの予約で安くなる。
★同じページから「最安値カレンダー」を出しており、 出発地・到着地・搭乗月を選ぶと、日ごとのいちばん安い運賃が並ぶ。 運賃が日付ごとに変わることが、会社の側から明示されている。
このサイトは金額を出さない(RULES L-2)。 ここで根拠にしているのは「日付で運賃が変わる仕組みがある」という事実だけで、 その上げ幅は各社の在庫状況で決まるため、測った値を持っていない。
期間を決めて、いつがいいか比べる 国内旅行・宿泊・新幹線とまとめて比べる
一番おすすめ
1月・4月・6月
年間のなかで、混雑・価格・予約のバランスがもっとも良い時期です。
避けたい時期
お盆・年末年始・ゴールデンウィーク
どうしてもこの時期しか動けない場合は、下の「この時期しか無理なら」をご覧ください。
何日前に動くか
繁忙期は2〜3か月前(発売開始と同時)
通常期は3〜4週間前
国内線の飛行機が混む月・空く月
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| 指標 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 国内定期航空の座席利用率 %(旅客数 ÷ 座席数) | 70.9 | 79.5 | 80.6 | 71.0 | 76.3 | 76.6 | 78.4 | 86.4 | 82.7 | 84.8 | 84.1 | 76.9 |
| 混雑度 上の値から作った目盛り | 20 空 | 60 混 | 60 混 | 20 空 | 40 普 | 40 普 | 50 普 | 90 激 | 70 混 | 80 混 | 80 混 | 50 普 |
| 航空運賃(消費者物価指数) 年平均を 1.00 としたときの倍率 | 0.94 | 0.95 | 1.03 | 0.95 | 0.96 | 0.96 | 1.06 | 1.15 | 1.01 | 1.00 | 0.99 | 1.00 |
| 価格 上の値から作った目盛り | やや安い | やや安い | 通常 | やや安い | やや安い | やや安い | やや高い | 高い | 通常 | 通常 | 通常 | 通常 |
| 予約 | ★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★ |
| 待ち時間 | ほとんど待たない | 普通 | 長め | ほとんど待たない | 短め | 短め | 普通 | かなり長い | 長め | 長め | 長め | 普通 |
月ごとの理由
1月
空いている三が日を過ぎれば年間の底です。座席利用率は約71%まで落ちます。上旬と中旬以降で、まったく別の月になります。
2月
混雑出張が戻り、座席利用率は年平均並みに上がります。観光の需要は少ない月なので、路線によって差が出ます。
3月
混雑下旬の春休みと年度末の移動で埋まります。卒業旅行と転勤が重なる時期です。
4月
空いている中旬が年間でも指折りの狙い目。座席利用率は約71%で1月と並びます。ただし下旬は大型連休で一変します。
5月
普通上旬の大型連休に集中し、連休が明けると急に空きます。同じ5月でも前半と後半で条件がまったく違います。
6月
普通祝日が1日もない月ですが、座席利用率は年平均に近い水準です。出張の需要が下支えしています。
7月
普通上旬は落ち着いていますが、下旬に夏休みが始まると一気に上がります。連休の前後で運賃が跳ねます。
8月
ピーク年間の頂点。座席利用率は約86%に達します。お盆の前後は満席の便が並び、運賃も上限に張り付きます。
9月
混雑約1.05倍。上旬は落ち着きますが、中旬の連休と秋の行楽で後半に寄ります。
10月
かなり混雑約1.07倍で、8月に次ぐ水準。気候が良く、出張と観光が重なります。見落とされやすい繁忙期です。
11月
かなり混雑約1.06倍。10月とほぼ同じ水準が続きます。紅葉と連休、そして期末前の出張が重なります。
12月
普通中旬までは静かです。下旬に入ると年末年始の移動で一変し、年間でも指折りの取りにくさになります。
上旬・中旬・下旬でどう違うか
数字は0〜100の混雑度です。国内線の飛行機自身の1年のなかでの位置を表します。
9月上旬
60混雑
9月中旬
70混雑
9月下旬
70混雑
料金との関係
国内線の運賃は、需要に応じて日付ごとに変わります。同じ路線・同じ便でも、席の埋まり具合によって段階的に上がっていく仕組みが一般的です。
これはこのサイトで、価格がいちばん大きく動く分野です。 総務省の消費者物価指数で航空運賃の月別の動きを測ると、8月は年平均の1.15倍、いちばん安い1月は0.94倍でした。差はおよそ2割です。7月も1.06倍と高く、3月も1.03倍と上がります。
意外なのは秋と年末
混む時期がそのまま高い時期とは限りません。10月は1.00倍、11月は0.99倍、12月は1.00倍で、いずれも年平均どおりです。年末年始の運賃が高いことはよく知られていますが、それは12月28日ごろから1月3日ごろまでの数日の話で、月の平均はその山をならしてしまいます。月で見て安全なのは、1月・4月・6月です。
このサイトは各社の運賃データを持っていないため、金額は出していません。上の表にあるのは、実際に測った価格指数と、そこから作った目盛りです。実際の運賃は各航空会社の公式サイトで、日付ごとにご確認ください。
月の値は測っていますが、日の値は測っていません
上の表の価格は、月ごとの平均を測ったものです。同じ月の中でも、日によって運賃は変わります。 日本航空は運賃を搭乗日と予約のタイミングで変える仕組みを公表しており、日ごとの運賃をカレンダーで確かめられるようにしています。連休や帰省の集中日がさらに高いことは、その仕組みから確かですが、上げ幅は路線と空席の状況で決まるため、このサイトは測った値を持っていません。
何日前に予約するべきか
お盆・年末年始・大型連休は、早期購入の安い枠が発売開始の直後に売り切れます。日程が決まっているなら、発売日を確認して押さえてください。空いている時期なら、直前でも席と運賃の選択肢が残ります。
この時期しか動けない場合にできること
繁忙期を「避けてください」で終わらせません。時期をずらせない事情があることを前提に、 同じ時期の中で少しでも条件をよくする方法をまとめました。
連休の谷を狙う
年間の底は、三が日を過ぎた1月と大型連休前の4月中旬です。どちらも「休みと休みのあいだ」で、運賃も座席も年間でいちばん緩みます。
1日ずらす
この分野は月より日付が効きます。お盆や年末年始でも、山の頂点から1〜2日ずらすだけで運賃が大きく変わります。
早朝と最終便を見る
同じ日でも、始発に近い便と最終便は残っていることがあります。空港までの足を確保できるなら、選択肢が広がります。
発売開始の日に押さえる
繁忙期は、早期購入の安い枠が発売直後に売り切れます。日程が決まっているなら、価格を見比べるより先に枠を確保するほうが確実です。
新幹線と比べる
東京〜大阪や東京〜仙台のような区間では、繁忙期の航空券より新幹線のほうが条件がよくなることがあります。空港までの移動時間も含めて比べてください。
なぜ国内線の飛行機はこの時期に混むのか
飛行機は席の数が決まっています。だから「どれくらいの人が乗ったか」より、「席がどれくらい埋まっているか」のほうが、取りやすさと運賃に直結します。国土交通省の航空輸送統計には月別の旅客数と座席数の両方があるので、このサイトはその割り算、つまり座席利用率を土台にしています。
座席利用率で見るとどうなるか
2025年の座席利用率は、8月が86.4%でもっとも高く、10月84.8%、11月84.1%、9月82.7%と続きます。低いのは1月70.9%、4月71.0%。2024年も同じ形(8月83.2%、1月66.1%)で、2年で月の並びがほとんど変わりません。
平均が少し動くと、取れるかどうかは大きく変わる
ただし、この差をそのまま混雑度にはしていません。座席利用率が平均で86%という月は、実際には満席の便と空席の目立つ便が混ざった結果です。人気の路線と時間帯は、この平均よりずっと前に売り切れます。逆に71%の月なら、直前でも席が残り、安い運賃が最後まで出ています。平均の数字が少し動くだけで、実際に取れるかどうかは大きく変わります。そこで振れ幅は大きめに取ってあります。この考え方は「データの作り方」に書いています。
10月と11月が8月に迫る
意外に見えるのが10月と11月です。どちらも8月に迫る水準で埋まります。気候が良く紅葉の時期でもあり、加えて期末に向けた出張が重なるためです。「夏休みを外せば空いている」という感覚は、秋については当たりません。
年間の底は「休みと休みのあいだ」
逆に、年間でもっとも空くのは三が日を過ぎた1月と、大型連休前の4月中旬です。どちらも「休みと休みのあいだ」にあたります。6月は祝日が1日もない月ですが、座席利用率は年平均に近く、宿泊の統計ほど落ちません。出張の需要が下支えしているためだと考えられます。ここは、同じ旅行・交通の分野でも、宿とは形が違うところです。
なぜ旬までにとどめるか
なお、この分野は同じ月の中でも日付によって運賃がまったく違います。曜日ごとの座席利用率を示した公表統計は無く、航空会社の運賃も、JRのシーズン別料金のように「日付ごとの区分」として公表されているわけではありません。そのためこのテーマは信頼度Bとし、旬(上旬・中旬・下旬)までの表示にとどめています。日別の判定は出していません。
国内線の飛行機が動く連休・長期休暇
次に来る期間で、国内線の飛行機が平常時からどれだけ離れるかです。 動かない期間は出していません。
あてはまらない場合・注意点
国内線の飛行機に関わる仕事の年間のリズム
ここから下は、利用する人ではなく、この分野で働く人・これから働く人に向けた内容です。
航空の現場から見ると、年間の山は8月と、10月から11月にかけての2つです。8月は座席利用率が86%に達し、遅延の影響が次の便へ連鎖しやすくなります。年末年始とゴールデンウィークも、期間は短いものの密度は最大です。
1月中旬から2月上旬、そして4月中旬は落ち着きます。訓練や整備、休暇の取得をこの時期に寄せる会社が多くなります。ただし冬は降雪による欠航対応があるため、静かな時期でも予定が読みにくいのが実情です。
データの根拠と更新履歴
このページの判定は、次の情報をもとに作成しています。 データの作り方もあわせてご覧ください。
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国内定期航空の月別の旅客数と座席数。2024 年・2025 年の 12 か月ぶんが揃っている。 このサイトが混雑度の土台にしているのは、旅客数そのものではなく 「座席利用率=旅客数 ÷ 座席数」である。飛行機は座席の数が決まっているため、 席がどれだけ埋まっているかが、取りやすさと運賃に直結する。 座席利用率は 2025 年で 8 月 86.4%・10 月 84.8%・11 月 84.1% が高く、 1 月 70.9%・4 月 71.0% が低い。
★月報の「6-1」シートに 13 か月ぶんの時系列表が入っている。 12 月分の月報を年ごとに取れば、1 ファイルで 1 年ぶんの月別がそろう。 2023〜2025 年の 3 年で並べても、月の並びは変わらなかった。 ただし水準は回復とともに年々上がっており、3 年平均は各月 2〜3 ポイント低い。 このサイトが 2025 年の値を出しているのは、いまの水準に近いからである。
★「2019 年以前は PDF しかない」は間違いだった。 月報(cycle=1)の EXCEL は 2020 年以降だが、年報(cycle=7・ 政府統計 000001018894)に「国内定期航空月別運航及び輸送実績」の EXCEL があり、2016 年まで遡れる。しかも第 2 表には 座席利用率が計算済みで載っている(旅客数 ÷ 座席数を自分で 計算する必要がない)。
★2016〜2019 年の 4 年(総合計・座席利用率 %)
1月 65.7 2月 70.5 3月 75.1 4月 66.8 5月 69.5 6月 69.6 7月 71.0 8月 79.3 9月 75.9 10月 75.8 11月 76.4 12月 68.6
2025 年との順位相関は 0.951。最小は一貫して 1 月、最大は一貫して 8 月である。コロナをまたいだ 8 年間、月の並びは変わっていない。 変わったのは水準で、2025 年は各月が平均 7.0 ポイント高い。 幅も 13.6 → 15.5 ポイントとやや広がった。
★同じ「6-2」シートに国際線の 13 か月がある。 2023〜2025 年で、座席利用率は 75.9〜82.8%(幅 7)と国内より平らで、 旅客数は 12 月 1.09・8 月 1.08 が高く 1 月 0.88 が低い(幅 21)。 ただしこれは訪日外国人を含む数で、日本人の海外旅行そのものではない。
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月別の実数が入った表そのもの。全国計で、8月は年平均の約1.30倍、1月は約0.83倍。3年連続でほぼ同じ形になっており、季節変動が安定していることが確認できる。
★このサイトが読んでいるのは「旧2-2 都道府県別 日本人延べ宿泊者数 推移表(月別)」の全国計。2023・2024・2025年の3年ぶんを、各年の年平均で割って平均した。
★観光庁は令和8年1月分の調査から、層化の基準を「従業者数」から「客室数」へ変えている。そのため新しい系列(2-1)と古い系列(旧2-2)はつながっていない。次に更新するときは、どちらの系列を読んでいるかを必ず確かめること。
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品目ごとの価格指数を、1970 年 1 月から月次で公表している(原数値・季節調整前)。 このサイトが持っている唯一の「価格そのもの」の実測値である。
★測り方 観光需要が政策で大きく動いた 2020〜2022 年を外し、 2016〜2019・2023〜2025 年の 7 年を使う。
年平均で割るのではなく、中心化 12 か月移動平均に対する比で出す。 年平均比だと、年内に物価が上がっていく分がそのまま季節に混ざり、 «12 月がいちばん高い» という結果が量産される。実際、テーマパーク入場料は 年平均比では幅 9(12 月が最高)だが、移動平均比では幅 6(3 月が最高)になった。 後者が季節である。前者は値上げである。
★実際に動く品目(年平均を 1.00 としたときの幅) 航空運賃 21(8 月 1.15/1 月 0.94) パック旅行費 20(8 月 1.11/11 月 0.91) ゴルフプレー料金 18(5 月 1.08・10 月 1.08/2 月 0.90) ルームエアコン 16(5 月 1.10/2 月 0.94) 宿泊料 15(8 月 1.10/1 月 0.95)
★ほとんど動かない品目 レンタカー料金 9/テーマパーク入場料 6/鉄道運賃(JR)2/運送料 2/ ボウリングゲーム代 1/クリーニング代 1/文化施設入場料 2/映画観覧料 1/ 自動車教習料 0/葬儀料 1/タクシー代 1/高速自動車国道料金 1/ 理髪料 0/パーマネント代 0/自動車(新車)0/自動車整備費 0/民営家賃 0
★分かったこと。価格が需要につれて動くのは、旅行にかかわる品目だけである。 宿泊・航空・パック旅行は 8 月に 1.1 倍前後まで上がる。 ゴルフは季節そのもので動く(春と秋が高い)。 エアコンは需要より 2〜3 か月早く、5 月に高く 2 月に安い。 それ以外の生活サービスは、混む時期でも定価が動かない。
★このサイトでの使い方 価格の指数は「年平均比 1.00 を 50 とし、±1% を ±3 目盛り」で作る。 換算がすべてのテーマで共通なので、指数 60 はどのページでも 「年平均より 3% ほど高い」を意味する。
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国内線の運賃が、搭乗日と予約のタイミングで変わる仕組みを公表しているページ。 運賃は「フレックス」「セイバー」「スペシャルセイバー」の 3 種類に分かれ、 スペシャルセイバーは 28 日前まで、セイバーは前日までの予約で安くなる。
★同じページから「最安値カレンダー」を出しており、 出発地・到着地・搭乗月を選ぶと、日ごとのいちばん安い運賃が並ぶ。 運賃が日付ごとに変わることが、会社の側から明示されている。
このサイトは金額を出さない(RULES L-2)。 ここで根拠にしているのは「日付で運賃が変わる仕組みがある」という事実だけで、 その上げ幅は各社の在庫状況で決まるため、測った値を持っていない。
更新履歴
- コロナ前の2016〜2019年まで遡って確かめた。年報(政府統計000001018894)の第2表に座席利用率が計算済みで載っており、EXCELで取れる。「2019年以前はPDFしかない」という以前の記録は間違いだった。4年平均と2025年の順位相関は0.951で、コロナをまたいだ8年間、月の並びは変わっていない。変わったのは水準で、2025年は各月が平均7.0ポイント高い。
- 国土交通省の月報にある13か月の時系列表(6-1)を3年ぶん取り、2023〜2025年の座席利用率の並びが2025年と変わらないことを確かめた。水準は回復とともに年々上がっており、3年平均は各月2〜3ポイント低い。表示は、いまの水準に近い2025年のままとした。
- 初版を公開。国土交通省 航空輸送統計調査の月別旅客数・座席数(2024年・2025年)から座席利用率を計算して作成。曜日ごとの統計が無いため信頼度Bとした。
機械可読の要約:domestic-flight/summary.json