海外旅行の繁忙期・閑散期
海外旅行がもっとも混むのは8月で、出国した日本人の数は年平均の1.31倍になります。いちばん少ないのは1月の0.75倍で、その差は1.75倍です。意外なのは11月で、出国者数は1.10倍と多めなのに、パック旅行の価格は年間でもっとも安くなります。人の多さと値段は、いつも同じ向きに動くわけではありません。
- 混む:8月(お盆を中心とした夏休み)
- 空く:1月中旬〜下旬・4月・6月
- 対象:全国の一般的傾向
- 最終確認:2026年9月1日
今日のタイミング
2026年9月15日(火)時点
9月の出国した日本人の数(1日あたり) 1.14 年平均を 1.00 としたときの倍率 出入国在留管理庁(法務省)
70/ 100
混雑
早めに動くことをおすすめします。
なぜこの判定なのか
海外旅行の9月15日(火)の混雑度は、次の足し算で出しています。 掛け算ではなく足し算にしているのは、内訳をそのままお見せするためです。
ここに出てくる数は、すべて0〜100の混雑度です。 海外旅行自身の1年のなかでの位置を表します。
-
9月の基準
年平均の1.14倍。連休が重なり、8月に次いで多い月です。ただしパック旅行の価格は0.99倍と平年並みで、人の多さほど値段は上がりません。 69
このテーマは信頼度 B のため、 画面では 10 点刻みに丸めて表示しています。 持っていない精度を主張しないためです。
この判定のもとにした情報
-
実績データ 出入国管理統計 出入(帰)国者数(主要港別 月別 出国日本人)www.moj.go.jp で開く
日本から出国した日本人の数を、港別・月別に数えた統計。 観光目的だけを取り出したものではないが、日本人の海外渡航そのものを 全数で数えている唯一の統計である。
★訪日外国人を含まない。ここが航空輸送統計の国際線旅客数と違う。 国際線の旅客数には訪日外国人が入るため、 「日本人の海外旅行がいつ多いか」には使えない。
★2025 年は 1,473 万人。2019 年の 2,008 万人に対して 73% にとどまる。 人数の水準はまだ戻っていないが、月の並び(形)は 2024 年と 2025 年で 順位相関 0.96 と安定している。
★このサイトは 2024・2025 年の 2 年を使っている。 2023 年は回復の途中で、1 月が年平均の 0.54 倍と極端に低く出るため外した。 2017〜2019 年の 3 年でも、8 月が頂点・1 月が底という並びは同じである。
★年報(年ごとの 1 ファイル)に 12 か月ぶんが入っている。 月報を 1 つずつ集める必要はない。 表の名前は年によって変わる(2019 年まで「月別 主要港の出国日本人」、 2023 年から「主要港別 月別 出国日本人」)。
-
実績データ 消費者物価指数 長期時系列データ(品目別価格指数・全国・月次)www.stat.go.jp で開く
品目ごとの価格指数を、1970 年 1 月から月次で公表している(原数値・季節調整前)。 このサイトが持っている唯一の「価格そのもの」の実測値である。
★測り方 観光需要が政策で大きく動いた 2020〜2022 年を外し、 2016〜2019・2023〜2025 年の 7 年を使う。
年平均で割るのではなく、中心化 12 か月移動平均に対する比で出す。 年平均比だと、年内に物価が上がっていく分がそのまま季節に混ざり、 «12 月がいちばん高い» という結果が量産される。実際、テーマパーク入場料は 年平均比では幅 9(12 月が最高)だが、移動平均比では幅 6(3 月が最高)になった。 後者が季節である。前者は値上げである。
★実際に動く品目(年平均を 1.00 としたときの幅) 航空運賃 21(8 月 1.15/1 月 0.94) パック旅行費 20(8 月 1.11/11 月 0.91) ゴルフプレー料金 18(5 月 1.08・10 月 1.08/2 月 0.90) ルームエアコン 16(5 月 1.10/2 月 0.94) 宿泊料 15(8 月 1.10/1 月 0.95)
★ほとんど動かない品目 レンタカー料金 9/テーマパーク入場料 6/鉄道運賃(JR)2/運送料 2/ ボウリングゲーム代 1/クリーニング代 1/文化施設入場料 2/映画観覧料 1/ 自動車教習料 0/葬儀料 1/タクシー代 1/高速自動車国道料金 1/ 理髪料 0/パーマネント代 0/自動車(新車)0/自動車整備費 0/民営家賃 0
★分かったこと。価格が需要につれて動くのは、旅行にかかわる品目だけである。 宿泊・航空・パック旅行は 8 月に 1.1 倍前後まで上がる。 ゴルフは季節そのもので動く(春と秋が高い)。 エアコンは需要より 2〜3 か月早く、5 月に高く 2 月に安い。 それ以外の生活サービスは、混む時期でも定価が動かない。
★このサイトでの使い方 価格の指数は「年平均比 1.00 を 50 とし、±1% を ±3 目盛り」で作る。 換算がすべてのテーマで共通なので、指数 60 はどのページでも 「年平均より 3% ほど高い」を意味する。
-
実績データ 航空輸送統計調査(第2表 国内定期航空月別 運航及び輸送実績)www.mlit.go.jp で開く
国内定期航空の月別の旅客数と座席数。2024 年・2025 年の 12 か月ぶんが揃っている。 このサイトが混雑度の土台にしているのは、旅客数そのものではなく 「座席利用率=旅客数 ÷ 座席数」である。飛行機は座席の数が決まっているため、 席がどれだけ埋まっているかが、取りやすさと運賃に直結する。 座席利用率は 2025 年で 8 月 86.4%・10 月 84.8%・11 月 84.1% が高く、 1 月 70.9%・4 月 71.0% が低い。
★月報の「6-1」シートに 13 か月ぶんの時系列表が入っている。 12 月分の月報を年ごとに取れば、1 ファイルで 1 年ぶんの月別がそろう。 2023〜2025 年の 3 年で並べても、月の並びは変わらなかった。 ただし水準は回復とともに年々上がっており、3 年平均は各月 2〜3 ポイント低い。 このサイトが 2025 年の値を出しているのは、いまの水準に近いからである。
★「2019 年以前は PDF しかない」は間違いだった。 月報(cycle=1)の EXCEL は 2020 年以降だが、年報(cycle=7・ 政府統計 000001018894)に「国内定期航空月別運航及び輸送実績」の EXCEL があり、2016 年まで遡れる。しかも第 2 表には 座席利用率が計算済みで載っている(旅客数 ÷ 座席数を自分で 計算する必要がない)。
★2016〜2019 年の 4 年(総合計・座席利用率 %)
1月 65.7 2月 70.5 3月 75.1 4月 66.8 5月 69.5 6月 69.6 7月 71.0 8月 79.3 9月 75.9 10月 75.8 11月 76.4 12月 68.6
2025 年との順位相関は 0.951。最小は一貫して 1 月、最大は一貫して 8 月である。コロナをまたいだ 8 年間、月の並びは変わっていない。 変わったのは水準で、2025 年は各月が平均 7.0 ポイント高い。 幅も 13.6 → 15.5 ポイントとやや広がった。
★同じ「6-2」シートに国際線の 13 か月がある。 2023〜2025 年で、座席利用率は 75.9〜82.8%(幅 7)と国内より平らで、 旅客数は 12 月 1.09・8 月 1.08 が高く 1 月 0.88 が低い(幅 21)。 ただしこれは訪日外国人を含む数で、日本人の海外旅行そのものではない。
期間を決めて、いつがいいか比べる 飛行機(国内線)・国内旅行・宿泊とまとめて比べる
一番おすすめ
1月・6月・4月
年間のなかで、混雑・価格・予約のバランスがもっとも良い時期です。
避けたい時期
お盆、年末年始、ゴールデンウィーク
どうしてもこの時期しか動けない場合は、下の「この時期しか無理なら」をご覧ください。
何日前に動くか
繁忙期は3〜6か月前
通常期は1〜2か月前
海外旅行が混む月・空く月
← 横にスクロールできます →
| 指標 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 出国した日本人の数(1日あたり) 年平均を 1.00 としたときの倍率 | 0.75 | 1.00 | 1.12 | 0.81 | 0.86 | 0.87 | 0.96 | 1.31 | 1.14 | 1.02 | 1.10 | 1.06 |
| 混雑度 上の値から作った目盛り | 20 空 | 50 普 | 70 混 | 30 空 | 30 空 | 40 普 | 50 普 | 90 激 | 70 混 | 50 普 | 60 混 | 60 混 |
| パック旅行費(消費者物価指数) 年平均を 1.00 としたときの倍率 | 0.99 | 0.97 | 1.00 | 1.03 | 1.00 | 0.97 | 1.01 | 1.11 | 0.99 | 0.97 | 0.91 | 1.03 |
| 価格 上の値から作った目盛り | 通常 | やや安い | 通常 | やや高い | 通常 | やや安い | 通常 | 高い | 通常 | やや安い | 安い | 通常 |
| 予約 | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★★ | ★★ | ★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ |
| 希望日までの待ち | ほとんど待たない | 普通 | 長め | 短め | 短め | 短め | 短め | かなり長い | 普通 | 普通 | 普通 | 長め |
月ごとの理由
1月
空いている年間の底。出国者数は年平均の0.75倍です。三が日を過ぎると急に静かになります。ただし年末年始の数日だけは別で、月の平均はその山をならしています。
2月
普通出国者数は年平均の1.00倍。ちょうど平年並みです。パック旅行の価格は0.97倍で、11月に次いで安い月になります。
3月
混雑年平均の1.12倍。春休みと年度末の休暇が重なります。下旬に寄る月で、上旬はまだ落ち着いています。
4月
空いている年平均の0.81倍で、1月に次いで少ない月です。ところがパック旅行の価格は1.03倍とやや高く、人の少なさが値段に届いていません。大型連休の予約が先に埋まっていく時期でもあります。
5月
空いている年平均の0.86倍。大型連休には集中しますが、連休が明けると急に静かになり、月の平均では少ない月に入ります。
6月
普通年平均の0.87倍。祝日が1日もなく、学校の休みもありません。パック旅行の価格も0.97倍と安く、条件のそろう月です。
7月
普通年平均の0.96倍。上旬は静かですが、下旬に夏休みが始まると一変します。同じ月の中で差が大きい月です。
8月
ピーク年間の頂点。年平均の1.31倍で、1月の1.75倍にあたります。パック旅行の価格も1.11倍で最高になります。航空券・宿・現地の混雑がすべて重なる月です。
9月
混雑年平均の1.14倍。連休が重なり、8月に次いで多い月です。ただしパック旅行の価格は0.99倍と平年並みで、人の多さほど値段は上がりません。
10月
普通年平均の1.02倍。気候が安定して行き先を選びやすく、価格は0.97倍と安い時期に入ります。
11月
混雑出国者数は年平均の1.10倍と多めですが、パック旅行の価格は0.91倍で、年間でもっとも安くなります。人の多さと値段が、いちばん食い違う月です。
12月
混雑年平均の1.06倍。中旬までは静かで、年末に一気に立ち上がります。月の平均がこの程度にとどまるのは、前半が静かだからです。
上旬・中旬・下旬でどう違うか
料金との関係
海外旅行は、人の多さと値段が一致しない分野です。
総務省の消費者物価指数には「パック旅行費」という品目があり、これは外国パック旅行のものです。7年ぶんを平均すると、8月が年平均の1.11倍でいちばん高く、11月が0.91倍でいちばん安くなります。差はおよそ2割で、このサイトが測った品目のなかでも大きく動くほうです。
11月は、人が多いのに安い
その11月は、出国者数で見ると年平均の1.10倍と多めの月です。人が多いのに値段がいちばん安い。 逆に4月は出国者数が0.81倍と年間で2番目に少ないのに、価格は1.03倍とやや高くなります。
パック旅行の価格は、行き先の現地の季節と航空会社の運賃期間で決まります。日本側の休みの都合とは別の理由で動くということです。
月の値は測っていますが、日の値は測っていません
上の表の価格は、月ごとの平均を測ったものです。同じ月の中でも、連休に重なるかどうかで大きく変わります。連休の期間には別に加算を入れていますが、その上げ幅そのものは測った値ではありません。
なお、為替と燃油サーチャージの影響が大きい分野です。ここで分かるのは「その月は平年より高いか安いか」であって、いくらで行けるかではありません。金額は出していません。
何日前に予約するべきか
お盆・年末年始・ゴールデンウィークの航空券は、半年前から埋まり始めます。通常期であれば1〜2か月前でも選べますが、価格は早いほうが有利になりやすい分野です。パスポートの残存期間とビザの要否は、日程を決める前に確認してください。
この時期しか動けない場合にできること
繁忙期を「避けてください」で終わらせません。時期をずらせない事情があることを前提に、 同じ時期の中で少しでも条件をよくする方法をまとめました。
11月と6月を軸に考える
パック旅行の価格が安いのは11月(0.91倍)と6月・10月(0.97倍)です。6月は出国者数も0.87倍と少なく、価格と空きの両方がそろいます。11月は人こそ多めですが、値段は年間でいちばん下がります。
連休の「前後」にずらす
大型連休・お盆・年末年始は、月の平均で見えないほど数日に集中します。連休の初日を1日ずらす、あるいは連休明けに出発するだけで、航空券も宿も条件が変わります。
上旬と下旬を分けて考える
3月は下旬から、7月は下旬から、12月は下旬から一気に混みます。逆に1月は上旬だけが高く、中旬からは年間の底です。同じ月でも10日ずらすと別の月のようになります。
行き先の季節から逆算する
日本側の休みと、行き先の現地の季節は別に動きます。「日本で安い月」ではなく「その行き先が安い月」で選ぶほうが、結果的に条件がよくなることがあります。
なぜ海外旅行はこの時期に混むのか
海外旅行が8月に集中するのは、学校の夏休みと企業の夏季休暇が重なるからです。出入国在留管理庁が数えている出国日本人数を月ごとに1日あたりで見ると、8月は年平均の1.31倍。いちばん少ない1月の0.75倍に対して、1.75倍の差があります。8月に次ぐのは9月(1.14倍)、3月(1.12倍)、11月(1.10倍)です。
人の多さと、値段は別に動きます
この分野では、出国者数の並びと価格の並びが一致しません。 出国者数が多めの11月がいちばん安く、少ない4月がやや高い。理由と数字は、下の「料金との関係」にまとめました。
月の平均は、連休の山をならしています
5月は年平均の0.86倍で、少ない月に入ります。大型連休があるのに、です。これは連休の数日に集中したぶんが、連休明けの静けさでならされるためです。同じことが1月(年末年始)と12月(年末)にも当てはまります。
したがって、月で見るか日で見るかで答えが変わります。 このページの月別の指数は「その月がどれくらい混みやすいか」の目安であって、大型連休そのものの混み方を表したものではありません。連休の期間には、上の表とは別に加算を入れてあります。
人数の水準は、まだ戻っていません
2025年の出国日本人数は1,473万人で、2019年の2,008万人に対して73%です。ただし月の並びは2024年と2025年で順位相関0.96と安定しており、2017〜2019年と比べても8月が頂点・1月が底という形は変わっていません。変わったのは1月で、以前の0.86倍から0.75倍まで下がっています。
海外旅行が動く連休・長期休暇
次に来る期間で、海外旅行が平常時からどれだけ離れるかです。 動かない期間は出していません。
あてはまらない場合・注意点
海外旅行に関わる仕事の年間のリズム
ここから下は、利用する人ではなく、この分野で働く人・これから働く人に向けた内容です。
旅行会社や空港の現場から見ると、年間の山は8月・年末年始・春休みの3つです。とくに8月は出国者数が年平均の1.31倍に達し、カウンター業務も手配業務も同時に立て込みます。3月は年度末の業務と春休みの出発が重なる月です。
逆に1月中旬から2月、そして6月は年間の底になります。6月は祝日が1日もなく、学校の休みもありません。この時期に研修や翌年の商品づくりを寄せる会社があります。なお、手配の仕事は出発の1〜3か月前に発生するため、現場の忙しさは出発の山より前に来ます。 8月の出発に向けた業務のピークは、6月から7月にあたります。
データの根拠と更新履歴
このページの判定は、次の情報をもとに作成しています。 データの作り方もあわせてご覧ください。
-
日本から出国した日本人の数を、港別・月別に数えた統計。 観光目的だけを取り出したものではないが、日本人の海外渡航そのものを 全数で数えている唯一の統計である。
★訪日外国人を含まない。ここが航空輸送統計の国際線旅客数と違う。 国際線の旅客数には訪日外国人が入るため、 「日本人の海外旅行がいつ多いか」には使えない。
★2025 年は 1,473 万人。2019 年の 2,008 万人に対して 73% にとどまる。 人数の水準はまだ戻っていないが、月の並び(形)は 2024 年と 2025 年で 順位相関 0.96 と安定している。
★このサイトは 2024・2025 年の 2 年を使っている。 2023 年は回復の途中で、1 月が年平均の 0.54 倍と極端に低く出るため外した。 2017〜2019 年の 3 年でも、8 月が頂点・1 月が底という並びは同じである。
★年報(年ごとの 1 ファイル)に 12 か月ぶんが入っている。 月報を 1 つずつ集める必要はない。 表の名前は年によって変わる(2019 年まで「月別 主要港の出国日本人」、 2023 年から「主要港別 月別 出国日本人」)。
-
品目ごとの価格指数を、1970 年 1 月から月次で公表している(原数値・季節調整前)。 このサイトが持っている唯一の「価格そのもの」の実測値である。
★測り方 観光需要が政策で大きく動いた 2020〜2022 年を外し、 2016〜2019・2023〜2025 年の 7 年を使う。
年平均で割るのではなく、中心化 12 か月移動平均に対する比で出す。 年平均比だと、年内に物価が上がっていく分がそのまま季節に混ざり、 «12 月がいちばん高い» という結果が量産される。実際、テーマパーク入場料は 年平均比では幅 9(12 月が最高)だが、移動平均比では幅 6(3 月が最高)になった。 後者が季節である。前者は値上げである。
★実際に動く品目(年平均を 1.00 としたときの幅) 航空運賃 21(8 月 1.15/1 月 0.94) パック旅行費 20(8 月 1.11/11 月 0.91) ゴルフプレー料金 18(5 月 1.08・10 月 1.08/2 月 0.90) ルームエアコン 16(5 月 1.10/2 月 0.94) 宿泊料 15(8 月 1.10/1 月 0.95)
★ほとんど動かない品目 レンタカー料金 9/テーマパーク入場料 6/鉄道運賃(JR)2/運送料 2/ ボウリングゲーム代 1/クリーニング代 1/文化施設入場料 2/映画観覧料 1/ 自動車教習料 0/葬儀料 1/タクシー代 1/高速自動車国道料金 1/ 理髪料 0/パーマネント代 0/自動車(新車)0/自動車整備費 0/民営家賃 0
★分かったこと。価格が需要につれて動くのは、旅行にかかわる品目だけである。 宿泊・航空・パック旅行は 8 月に 1.1 倍前後まで上がる。 ゴルフは季節そのもので動く(春と秋が高い)。 エアコンは需要より 2〜3 か月早く、5 月に高く 2 月に安い。 それ以外の生活サービスは、混む時期でも定価が動かない。
★このサイトでの使い方 価格の指数は「年平均比 1.00 を 50 とし、±1% を ±3 目盛り」で作る。 換算がすべてのテーマで共通なので、指数 60 はどのページでも 「年平均より 3% ほど高い」を意味する。
-
国内定期航空の月別の旅客数と座席数。2024 年・2025 年の 12 か月ぶんが揃っている。 このサイトが混雑度の土台にしているのは、旅客数そのものではなく 「座席利用率=旅客数 ÷ 座席数」である。飛行機は座席の数が決まっているため、 席がどれだけ埋まっているかが、取りやすさと運賃に直結する。 座席利用率は 2025 年で 8 月 86.4%・10 月 84.8%・11 月 84.1% が高く、 1 月 70.9%・4 月 71.0% が低い。
★月報の「6-1」シートに 13 か月ぶんの時系列表が入っている。 12 月分の月報を年ごとに取れば、1 ファイルで 1 年ぶんの月別がそろう。 2023〜2025 年の 3 年で並べても、月の並びは変わらなかった。 ただし水準は回復とともに年々上がっており、3 年平均は各月 2〜3 ポイント低い。 このサイトが 2025 年の値を出しているのは、いまの水準に近いからである。
★「2019 年以前は PDF しかない」は間違いだった。 月報(cycle=1)の EXCEL は 2020 年以降だが、年報(cycle=7・ 政府統計 000001018894)に「国内定期航空月別運航及び輸送実績」の EXCEL があり、2016 年まで遡れる。しかも第 2 表には 座席利用率が計算済みで載っている(旅客数 ÷ 座席数を自分で 計算する必要がない)。
★2016〜2019 年の 4 年(総合計・座席利用率 %)
1月 65.7 2月 70.5 3月 75.1 4月 66.8 5月 69.5 6月 69.6 7月 71.0 8月 79.3 9月 75.9 10月 75.8 11月 76.4 12月 68.6
2025 年との順位相関は 0.951。最小は一貫して 1 月、最大は一貫して 8 月である。コロナをまたいだ 8 年間、月の並びは変わっていない。 変わったのは水準で、2025 年は各月が平均 7.0 ポイント高い。 幅も 13.6 → 15.5 ポイントとやや広がった。
★同じ「6-2」シートに国際線の 13 か月がある。 2023〜2025 年で、座席利用率は 75.9〜82.8%(幅 7)と国内より平らで、 旅客数は 12 月 1.09・8 月 1.08 が高く 1 月 0.88 が低い(幅 21)。 ただしこれは訪日外国人を含む数で、日本人の海外旅行そのものではない。
更新履歴
- 初版を公開。出入国在留管理庁「出入国管理統計」の主要港別・月別の出国日本人数から、2024年・2025年の2年ぶんを暦日1日あたりに直して作成。回復の途中だった2023年は外した。価格は総務省の消費者物価指数「パック旅行費」(外国パック旅行)を7年ぶん測って使った。曜日別の出国者数を示す公表統計が無いため信頼度Bとし、旬までの表示にとどめた。
機械可読の要約:overseas-travel/summary.json