税理士の繁忙期・閑散期

税理士への相談・依頼がもっとも通りにくいのは1月から3月です。法定調書の提出、確定申告の期間、そして3月決算法人の準備が重なるためで、申告の期限が制度として決まっている以上、この集中は毎年動きません。新しく依頼先を探すなら8月から10月が向いています。

  • 混む:1月〜3月
  • 空く:8月・9月
  • 対象:全国の一般的傾向
  • 最終確認:2026年8月29日

今日のタイミング

2026年9月15日(火)時点

信頼度 A/日単位まで

36/ 100

空いている

比較的、利用しやすい時期です。

価格傾向 やや安い 12か月で2番目に安い
予約 ★★☆☆☆ 比較的取りやすい 希望の日が取れるかどうか。★が多いほど取りにくい /12か月で2番目に取りやすい
希望日までの待ち 短め この水準なら1〜2週間前が目安
狙い目 よい 62 / 100 混雑・価格・予約・待ちを、この分野の重みで合成した値。100 に近いほど条件がよい
0〜100はこの税理士自身の1年のなかでの位置です。ほかの分野と比べた値ではありません。 年間の傾向を9月15日に当てはめた目安です。実測の混雑ではありません。
なぜこの判定なのか

税理士の9月15日(火)の混雑度は、次の足し算で出しています。 掛け算ではなく足し算にしているのは、内訳をそのままお見せするためです。

ここに出てくる数は、すべて0〜100の混雑度です。 税理士自身の1年のなかでの位置を表します。

  • 9月の基準
    引き続き落ち着いています。年末に向けた相談を始めるのに向いた時期です。
    36
合計 36

この判定のもとにした情報

  • 公式・確定 令和7年分確定申告期の確定申告会場のお知らせ
    国税庁 / 対象 2026年 / 公開 2025年12月1日 / 最終確認 2026年8月29日

    令和7年分の確定申告の相談・受付期間が令和8年2月16日から3月16日までであること、期限間際は大変な混雑が予想されるため早めの来場を勧めていることが明記されている。申告期間そのものが制度として決まっているため、繁忙期の位置は予測ではなく確定情報である。

    www.nta.go.jp で開く
  • 公式・確定 確定申告期に確定申告書の提出をお考えの方へ
    国税庁 / 対象 2026年 / 公開 2025年12月1日 / 最終確認 2026年8月29日

    確定申告の提出方法と時期についての国税庁の案内。e-Tax の利用が推奨されており、来場せずに申告している人が約9割にのぼることが示されている。会場の混雑と、申告そのものの件数は別であることに注意する必要がある。

    www.nta.go.jp で開く

期間を決めて、いつがいいか比べる 確定申告・市役所・区役所の窓口とまとめて比べる

一番おすすめ

8月・9月・6月

年間のなかで、混雑・価格・予約のバランスがもっとも良い時期です。

避けたい時期

2月中旬〜3月中旬

どうしてもこの時期しか動けない場合は、下の「この時期しか無理なら」をご覧ください。

何日前に動くか

繁忙期は3〜4週間前
通常期は1〜2週間前

12か月で見る

税理士が混む月・空く月

信頼度 A/日単位まで

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税理士の12か月の傾向(日単位)
指標 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
混雑度 82 88 92 44 62 38 40 32 36 40 52 66
価格 やや高い やや高い やや高い 通常 通常 やや安い やや安い やや安い やや安い やや安い 通常 通常
予約 ★★★★★ ★★★★★ ★★★★★ ★★★ ★★★★ ★★ ★★★ ★★ ★★ ★★★ ★★★ ★★★★
希望日までの待ち かなり長い かなり長い かなり長い 普通 長め 短め 短め 短め 短め 短め 普通 長め
とても空いている(0〜19) 空いている(20〜39) 普通(40〜59) 混雑(60〜74) かなり混雑(75〜89) ピーク(90〜100)

月ごとの理由

1月

かなり混雑

法定調書と償却資産申告の期限が1月末にあります。確定申告の準備も同時に始まるため、月の初めから詰まっています。

2月

かなり混雑

16日から確定申告の受付が始まります。この時期に新規の相談を受けられる事務所はほとんどありません。

3月

ピーク

年間の頂点。確定申告の期限に加えて、3月決算法人の期末対応が重なります。1年でもっとも手が空かない月です。

4月

普通

申告期限を過ぎて一段落します。ただし3月決算法人の決算作業が始まる時期でもあります。

5月

混雑

3月決算法人の申告期限が5月末にあります。日本の法人のおよそ2割が3月決算のため、この月は小さな山になります。

6月

空いている

期限の谷。落ち着いて相談に乗ってもらえる時期が始まります。

7月

普通

所得税の予定納税がある月ですが、事務所の負荷は大きくありません。

8月

空いている

年間の底。お盆をはさみますが、期限のある業務がありません。新しい顧問を探すには、もっとも話を聞いてもらえる時期です。

9月

空いている

引き続き落ち着いています。年末に向けた相談を始めるのに向いた時期です。

10月

普通

年末調整の準備が少しずつ始まります。相談はまだ通ります。

11月

普通

年末調整の資料集めが本格化します。下旬から手が空かなくなります。

12月

混雑

年末調整の処理が集中します。1月からの繁忙期の入り口にあたり、新規の相談は受けにくくなります。

9月の中では

上旬・中旬・下旬でどう違うか

数字は0〜100の混雑度です。税理士自身の1年のなかでの位置を表します。

9月上旬

34

空いている

9月中旬

36

空いている

9月下旬

40

普通

曜日で見る

9月の曜日ごとの傾向

税理士への相談・依頼の曜日ごとの混雑度(9月の基準値をもとに算出)
曜日
混雑度 42 36 34 34 40 22 休み

料金との関係

税理士の報酬は、時期によって変わるものではありません。顧問料も決算報酬も、業務の内容と規模で決まります。

ただし、繁忙期に急いで依頼すると、通常より短い期間での対応を求めることになり、追加の料金が発生する場合があります。また、期限直前の駆け込みでは、そもそも受けてもらえないことがあります。

このサイトは実際の報酬額のデータを持っていないため、金額は出していません。

何日前に予約するべきか

1月から3月は、初回の面談の予約が数週間先になることがあります。6月から10月であれば、1〜2週間前でも調整してもらえることが多くなります。

避けられないときは

この時期しか動けない場合にできること

繁忙期を「避けてください」で終わらせません。時期をずらせない事情があることを前提に、 同じ時期の中で少しでも条件をよくする方法をまとめました。

期限のある手続きは先送りしない

確定申告も法人の申告も、期限を過ぎれば加算税や延滞税がかかります。税理士が忙しいことは、期限を延ばす理由になりません。混雑期でも、期限のある手続きは必ずその期間内に進めてください。

資料を先に揃えてから相談する

繁忙期に時間を取ってもらうには、こちらの準備がすべてです。帳簿・領収書・前年の申告書を整理してから持ち込めば、短い時間でも話が進みます。

顧問探しは8月から10月にする

期限のない相談は、この時期がもっとも話を聞いてもらえます。複数の事務所を比べたいなら、なおさら夏から秋に動いてください。

年内にやることを11月までに決める

年末調整と決算に向けた対策は、12月に入ってからでは間に合わないものがあります。10月から11月のうちに方針を決めておくと、選択肢が残ります。

メールやオンラインの面談を使う

繁忙期でも、対面より短い時間で済むやり取りなら受けてもらえることがあります。急ぎでない確認事項は、まとめて文面で送るほうが早く返ってきます。

なぜ税理士はこの時期に混むのか

税理士の繁忙期は、期限が制度として決まっているために毎年ほとんど動きません。1月末に法定調書と償却資産申告の期限があり、2月16日から確定申告の受付が始まり、3月15日前後が所得税の申告期限です。さらに日本の法人はおよそ2割が3月決算で、その期末対応も3月に重なります。この3か月に、期限のある仕事がまとめて置かれている構造です。

5月と11〜12月にも山がある

5月にもうひとつ山があります。3月決算法人の申告期限が5月末にあるためです。そして11月から12月は年末調整の資料集めと処理が集中します。つまり税理士が本当に手の空く時期は、6月から10月に限られます。

依頼する側にとっての意味

この違いは、依頼する側にとって実際的な意味を持ちます。新しく顧問税理士を探す、相続や事業承継の相談をする、記帳のやり方を見直す——こうした「期限のない相談」を2月や3月に持ち込んでも、じっくり時間を取ってもらうことは期待できません。同じ相談でも、8月から10月なら、初回の面談に十分な時間を割いてもらえます。

期限のある手続きは別

ただし、期限のある手続きは別です。確定申告も、法人の申告も、期限を過ぎれば加算税や延滞税がかかります。「税理士が忙しいから来年にする」という選択肢はありません。混雑を避けられるのは、あくまで期限のない相談のほうです。

期間で見る

税理士が動く連休・長期休暇

次に来る期間で、税理士が平常時からどれだけ離れるかです。 動かない期間は出していません。

あてはまらない場合・注意点

事業者差 事務所によって得意な分野と客層が違います。個人の確定申告を多く扱う事務所は1月から3月に極端に寄りますが、法人の顧問が中心の事務所は決算月の分布に応じて年間を通して平準化されていることがあります。
年による差 税制改正や新しい制度の開始があった年は、その対応で通常より忙しくなります。インボイス制度や電子帳簿保存法のように、期限が決まっている制度変更の前後は例外です。
地域差 地域によって税理士1人あたりの担当件数が違います。都市部は事務所の選択肢が多い一方、地方では特定の事務所に集中していることがあります。
働く人向け

税理士に関わる仕事の年間のリズム

ここから下は、利用する人ではなく、この分野で働く人・これから働く人に向けた内容です。

会計事務所で働く場合、年間のリズムは制度上の期限にそのまま従います。1月の法定調書と償却資産、2月16日から3月15日前後の確定申告、3月決算法人の期末、5月末の法人申告期限、そして11月から12月の年末調整。この5つが固定の山になります。

落ち着くのは6月から10月です。この時期に研修や有給の消化、業務の改善を寄せる事務所が多くなります。就職を考える場合、その事務所が個人の確定申告を中心に扱うのか、法人の顧問が中心なのかで、年間のリズムがかなり変わる点に注意してください。決算月が分散している法人顧問中心の事務所は、比較的平準化されています。

データの根拠と更新履歴

このページの判定は、次の情報をもとに作成しています。 データの作り方もあわせてご覧ください。

  • 国税庁 / 対象 2026年 / 最終確認 2026年8月29日

    令和7年分の確定申告の相談・受付期間が令和8年2月16日から3月16日までであること、期限間際は大変な混雑が予想されるため早めの来場を勧めていることが明記されている。申告期間そのものが制度として決まっているため、繁忙期の位置は予測ではなく確定情報である。

  • 国税庁 / 対象 2026年 / 最終確認 2026年8月29日

    確定申告の提出方法と時期についての国税庁の案内。e-Tax の利用が推奨されており、来場せずに申告している人が約9割にのぼることが示されている。会場の混雑と、申告そのものの件数は別であることに注意する必要がある。

更新履歴

  • 初版を公開。国税庁が公表している確定申告の受付期間と会場の案内をもとに、申告・決算の期限から年間の繁忙を整理。

機械可読の要約:tax-accountant/summary.json