結婚式の繁忙期・閑散期
結婚式がもっとも集中するのは11月で、次が10月です。経済産業省の月別実数によると、11月の件数は1月のおよそ3.0倍になります。逆に少ないのは1月と8月で、日取りを選べるならこの2か月がもっとも空いています。
- 混む:10月・11月
- 空く:1月・8月
- 対象:全国の一般的傾向
- 最終確認:2026年8月29日
今日のタイミング
2026年9月15日(火)時点
9月の結婚式の件数(1日あたり) 1.14 年平均を 1.00 としたときの倍率 経済産業省
60/ 100
混雑
早めに動くことをおすすめします。
なぜこの判定なのか
結婚式の9月15日(火)の混雑度は、次の足し算で出しています。 掛け算ではなく足し算にしているのは、内訳をそのままお見せするためです。
ここに出てくる数は、すべて0〜100の混雑度です。 結婚式自身の1年のなかでの位置を表します。
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9月の基準
年平均の1.14倍。秋のハイシーズンが始まります。暑さが引く下旬にかけて増えていきます。 64
このテーマは信頼度 B のため、 画面では 10 点刻みに丸めて表示しています。 持っていない精度を主張しないためです。
この判定のもとにした情報
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実績データ 特定サービス産業動態統計調査 統計表一覧(16表 結婚式場業(企業調査))www.meti.go.jp で開く
結婚式場業の月別「取扱件数(件)」と「売上高(百万円)」の実数。 長期データには 2015 年 1 月から 2024 年 12 月までの 120 か月ぶんがある。 コロナ下で挙式の延期・中止に偏った 2020〜2022 年を外し、 2018・2019・2023・2024 年の 4 年で平均を取った。 暦日 1 日あたりに直して年平均を 1.00 とすると、 11 月 1.58・10 月 1.31・9 月 1.17 が高く、1 月 0.49・8 月 0.58・7 月 0.78 が低い。 最大と最小の比は 3.2 倍で、このサイトが扱うテーマの中でも季節差が大きい。 4 年の形はよく揃っており、11 月は 1.54〜1.62、1 月は 0.44〜0.52 に収まる。 同じ表の売上高を取扱件数で割ると 1 件あたりの売上が出るが、 こちらは月による差が 1.12 倍しかない。 なお、この調査は 2024 年 12 月分をもって終了している。
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過去傾向 ゼクシィ結婚トレンド調査2024(首都圏版 報告書)souken.zexy.net で開く
郵送法。2024 年 4 月 2 日〜5 月 27 日に実施。 2023 年 4 月〜2024 年 3 月に挙式または披露宴を行った人が対象で、 全国の集計サンプルは 3,656 人(首都圏 417 人)。 披露宴・ウエディングパーティー会場の「検討期間」は全国推計で平均 1.6 か月間、 首都圏で 1.7 か月間(報告書 p.160)。 招待客人数の平均 52.0 人、挙式を含めた総額の平均 343.9 万円(速報 p.1)。 ★同じ報告書には「結婚に関するスケジュール」の図(p.44)もあるが、 決定・申込みが挙式の何か月前かを示す目盛りは図版で、 数値として読み取れなかった。読めない数字は使っていない。
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過去傾向 結婚式が安い時期はいつ?季節別の特徴とメリット・デメリットを解説www.tgn.co.jp で開く
全国で結婚式場を運営する事業者による解説。 ハイシーズンを春(3〜5 月)と秋(9〜11 月)、 オフシーズンを夏(6〜8 月)と冬(12〜2 月)としている。 理由は暑さと寒さで、7〜8 月の猛暑日と 1〜2 月の積雪を挙げている。 オフシーズンには割引価格やパックプランを用意している式場が多い、とも書いている。 ★ただし経済産業省の月別実数と突き合わせると、 6 月(0.98)と 2 月(0.95)は年平均とほぼ変わらず、 業界がまとめて「オフシーズン」と呼ぶ区切りとは一致しない。 本文ではその食い違いをそのまま書いている。
期間を決めて、いつがいいか比べる 引越し・国内旅行・宿泊とまとめて比べる
一番おすすめ
1月・8月
年間のなかで、混雑・価格・予約のバランスがもっとも良い時期です。
避けたい時期
11月の土曜日
どうしてもこの時期しか動けない場合は、下の「この時期しか無理なら」をご覧ください。
何日前に動くか
繁忙期は半年〜1年前
通常期は3〜6か月前
結婚式が混む月・空く月
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| 指標 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 結婚式の件数(1日あたり) 年平均を 1.00 としたときの倍率 | 0.52 | 0.92 | 1.12 | 1.06 | 1.15 | 0.98 | 0.81 | 0.56 | 1.14 | 1.35 | 1.55 | 0.84 |
| 混雑度 上の値から作った目盛り | 20 空 | 50 普 | 60 混 | 60 混 | 60 混 | 50 普 | 40 普 | 30 空 | 60 混 | 70 混 | 90 激 | 40 普 |
| 1件あたりの金額(売上高÷件数) 年平均を 1.00 としたときの倍率 | 1.05 | 1.01 | 1.01 | 0.96 | 1.01 | 0.99 | 0.98 | 0.97 | 1.02 | 0.99 | 1.00 | 1.02 |
| 価格 上の値から作った目盛り | やや高い | 通常 | 通常 | やや安い | 通常 | 通常 | 通常 | やや安い | 通常 | 通常 | 通常 | 通常 |
| 予約 | ★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★ | ★★ | ★★ | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★ |
| 希望日までの待ち | ほとんど待たない | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 | 普通 | 短め | ほとんど待たない | 長め | 長め | かなり長い | 短め |
月ごとの理由
1月
空いている年間でもっとも式が少ない月。実数は年平均の0.52倍で、11月の3分の1です。寒さと三が日を避ける動きが重なります。会場側がもっとも空いている時期でもあります。
2月
普通実数は年平均の0.92倍。式場業界では冬のオフシーズンに入れられがちですが、統計で見るとほぼ平年並みで、1月とはまったく違う月です。
3月
混雑年平均の1.12倍。春のハイシーズンの入口で、気候が安定してくることに加え、年度の区切りに合わせる人がいます。
4月
混雑年平均の1.06倍。3月・5月にはさまれて、春の中ではやや落ち着きます。新年度が始まったばかりで、招く側の都合がつきにくい時期でもあります。
5月
混雑年平均の1.15倍。気候がもっとも安定する月のひとつです。ただし大型連休中は招待客の予定が押さえにくく、連休の前後に寄ります。
6月
普通年平均の0.98倍。ジューンブライドという言葉があり、逆に梅雨だから避けると言われることもありますが、実数はどちらにも振れず、ほぼ平年並みでした。
7月
普通年平均の0.81倍。暑さで屋外の演出が難しくなり、招待客の負担も増えるため、避けられやすい月です。
8月
空いている年平均の0.56倍で、1月に次いで少ない月。猛暑とお盆の帰省が重なり、招待客の予定が合いにくくなります。
9月
混雑年平均の1.14倍。秋のハイシーズンが始まります。暑さが引く下旬にかけて増えていきます。
10月
混雑年平均の1.35倍。気候がもっとも安定し、11月に次いで式が多い月です。人気の土曜日はかなり早い段階で埋まります。
11月
ピーク年間の頂点。年平均の1.55倍で、1月の3.0倍にあたります。暑さも寒さもなく、屋外での撮影がしやすい月です。会場・衣裳・撮影のすべてが取り合いになります。
12月
普通年平均の0.84倍。上旬まではまだ式がありますが、中旬を過ぎると年末の予定と重なって急に減ります。
上旬・中旬・下旬でどう違うか
料金との関係
結婚式は「混む時期が高い時期」が成り立たない分野です。 これは推測ではなく、測った結果です。
経済産業省の統計で、月別の売上高を取扱件数で割ると、1件あたりの金額が出ます。2015〜2019年と2023・2024年の6年ぶんで平均すると、件数が3.1倍も動くのに対して、1件あたりの金額は9%しか動きませんでした。
いちばん高いのは、いちばん空いている1月
さらに意外なのは向きです。金額がもっとも高いのは1月(年平均の1.05倍)で、これは年間でもっとも式が少ない月です。逆にもっとも安いのは4月(0.96倍)と8月(0.97倍)でした。式が集中する10月・11月は、どちらも年平均どおりです。
式場を運営する事業者は、夏と冬にオフシーズンの割引やパックプランを用意していると説明しています。それでも金額が下がらないのは、招待客の人数や式の内容の違いが、割引を打ち消しているからと考えられます。1件あたりの金額は「同じ内容の式の値段」ではなく、その月に行われた式の平均額だからです。
だから、時期で選ぶ理由は値段ではありません
上の表の価格の行は、この1件あたりの金額から作っています。幅が小さいのは、実際に動いていないからです。時期を選ぶ理由になるのは、値段ではなく「式場と日取りの取りやすさ」のほうです。 実際の見積もりは、必ず各式場でご確認ください。金額そのものは出していません。
何日前に予約するべきか
10月・11月の土曜日は、会場によっては1年前から埋まっていきます。件数が年平均の半分近くまで落ちる1月・8月なら、選べる余地はずっと大きくなります。ゼクシィ結婚トレンド調査では、会場を検討していた期間そのものは平均1.6か月間でした。決めるまでが短いぶん、動き出す時期が結果を分けます。
この時期しか動けない場合にできること
繁忙期を「避けてください」で終わらせません。時期をずらせない事情があることを前提に、 同じ時期の中で少しでも条件をよくする方法をまとめました。
日曜と祝日の前日を見る
土曜日から埋まるため、日曜や祝日の前日は同じ月でも残っていることがあります。遠方から来る人が少ないなら、選択肢に入れられます。
人気の月の「端」を狙う
11月がどうしてもよいなら、下旬より上旬のほうが残りやすくなります。10月と11月では10月のほうが、9月と10月では9月のほうが、それぞれ少しゆとりがあります。
1月・8月を積極的に選ぶ
この2か月は件数が年平均の半分近くまで落ちます。会場の選択肢が広く、希望の日を取りやすい時期です。暑さ・寒さの対策と、移動の負担への配慮をあわせて考えると成立します。
会場選びの時間を先に確保する
ゼクシィ結婚トレンド調査によると、披露宴会場の検討期間は平均1.6か月間でした。人気の月の土曜日を狙うなら、その1.6か月を早めに始めておく必要があります。
なぜ結婚式はこの時期に混むのか
結婚式が10月と11月に集中するのは、気候がもっとも安定していて、招待客に負担をかけずに済むからです。経済産業省が2024年12月まで調べていた月別の実数を見ると、11月の件数は年平均の1.55倍、1月は0.52倍でした。同じ1日あたりに直しても3.0倍の差があり、このサイトが扱っているテーマの中でも季節の振れ幅が大きい分野です。
屋外に出られるかどうかで決まっている
月別の並びは、そのまま「屋外で過ごせる時期かどうか」に重なります。上位の11月・10月・9月・3月・5月は、いずれも暑さと寒さのはざまにあたります。逆に下位の1月・8月・7月は、寒さか暑さのどちらかが厳しい月です。式そのものは屋内で行われても、前撮りやガーデンでの演出、そして参列者の移動は天気の影響を受けます。
「オフシーズン」の区切りは、実数とずれている
式場を運営する事業者の説明では、夏(6〜8月)と冬(12〜2月)をまとめてオフシーズンと呼ぶことが多くあります。しかし実数で見ると、その区切りとは合いません。6月は年平均の0.98倍、2月は0.92倍で、どちらも平年並みです。本当に少ないのは1月(0.52倍)と8月(0.56倍)で、この2か月だけが群を抜いています。
ジューンブライドという言葉から6月が多いと思われることも、梅雨だから少ないと言われることもありますが、統計はそのどちらにも振れていませんでした。
費用については、実数だけでは分からない
同じ統計から、売上高を取扱件数で割ると1件あたりの金額が出ます。6年ぶんを平均すると、月による差は9%しかありません。 件数が3.1倍動くのとは対照的です。しかも金額がもっとも高いのは、式がもっとも少ない1月でした。式場側がオフシーズンに割引を用意していても、招待客の人数や内容の違いがそれを打ち消しているとみられます。この分野で時期を選ぶ理由は、値段ではなく日取りの取りやすさです。
結婚式が動く連休・長期休暇
次に来る期間で、結婚式が平常時からどれだけ離れるかです。 動かない期間は出していません。
あてはまらない場合・注意点
結婚式に関わる仕事の年間のリズム
ここから下は、利用する人ではなく、この分野で働く人・これから働く人に向けた内容です。
式場で働く場合、年間のリズムは秋に大きく寄ります。10月と11月は件数が年平均の1.3〜1.6倍になり、とくに土曜日に集中します。プランナー・介添え・調理・音響のいずれも、この2か月の土曜日をどう回すかが1年の設計になります。
逆に1月と8月は年平均の半分近くまで落ちます。研修や設備の改修、有給の消化をこの時期に寄せる会場が多く、年間を通して平坦な仕事ではありません。なお、式そのものは減っても、この時期は翌年の秋に向けた打ち合わせが動いています。
データの根拠と更新履歴
このページの判定は、次の情報をもとに作成しています。 データの作り方もあわせてご覧ください。
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結婚式場業の月別「取扱件数(件)」と「売上高(百万円)」の実数。 長期データには 2015 年 1 月から 2024 年 12 月までの 120 か月ぶんがある。 コロナ下で挙式の延期・中止に偏った 2020〜2022 年を外し、 2018・2019・2023・2024 年の 4 年で平均を取った。 暦日 1 日あたりに直して年平均を 1.00 とすると、 11 月 1.58・10 月 1.31・9 月 1.17 が高く、1 月 0.49・8 月 0.58・7 月 0.78 が低い。 最大と最小の比は 3.2 倍で、このサイトが扱うテーマの中でも季節差が大きい。 4 年の形はよく揃っており、11 月は 1.54〜1.62、1 月は 0.44〜0.52 に収まる。 同じ表の売上高を取扱件数で割ると 1 件あたりの売上が出るが、 こちらは月による差が 1.12 倍しかない。 なお、この調査は 2024 年 12 月分をもって終了している。
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郵送法。2024 年 4 月 2 日〜5 月 27 日に実施。 2023 年 4 月〜2024 年 3 月に挙式または披露宴を行った人が対象で、 全国の集計サンプルは 3,656 人(首都圏 417 人)。 披露宴・ウエディングパーティー会場の「検討期間」は全国推計で平均 1.6 か月間、 首都圏で 1.7 か月間(報告書 p.160)。 招待客人数の平均 52.0 人、挙式を含めた総額の平均 343.9 万円(速報 p.1)。 ★同じ報告書には「結婚に関するスケジュール」の図(p.44)もあるが、 決定・申込みが挙式の何か月前かを示す目盛りは図版で、 数値として読み取れなかった。読めない数字は使っていない。
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全国で結婚式場を運営する事業者による解説。 ハイシーズンを春(3〜5 月)と秋(9〜11 月)、 オフシーズンを夏(6〜8 月)と冬(12〜2 月)としている。 理由は暑さと寒さで、7〜8 月の猛暑日と 1〜2 月の積雪を挙げている。 オフシーズンには割引価格やパックプランを用意している式場が多い、とも書いている。 ★ただし経済産業省の月別実数と突き合わせると、 6 月(0.98)と 2 月(0.95)は年平均とほぼ変わらず、 業界がまとめて「オフシーズン」と呼ぶ区切りとは一致しない。 本文ではその食い違いをそのまま書いている。
更新履歴
- 初版を公開。経済産業省 特定サービス産業動態統計調査(16表 結婚式場業)の月別取扱件数から、2018・2019・2023・2024年の4年ぶんを取って作成。コロナ下の2020〜2022年は挙式の延期・中止に偏るため外した。
機械可読の要約:wedding/summary.json