エアコンの取り付けの繁忙期・閑散期
エアコンの取り付けと買い替えは、7月から8月に依頼が集中します。この時期は工事まで1〜3週間待つこともあり、値引きの交渉も通りにくくなります。落ち着いて頼めるのは10月から1月です。3月は引越しにともなう設置で、小さな山が来ます。
- 混む:7月・8月
- 空く:10月・11月
- 対象:全国の一般的傾向
- 最終確認:2026年8月29日
今日のタイミング
2026年9月15日(火)時点
9月のエアコン室内機の販売数量(工場から流通へ) 0.86 年平均を 1.00 としたときの倍率 経済産業省
混雑
早めに動くことをおすすめします。
このテーマは地域差・店舗差が大きいため、数値ではなく段階で示しています。
なぜこの判定なのか
エアコンの取り付けの判定は、月ごとの基準だけで出しています。 このテーマは信頼度 C のため、旬・曜日・特定の日による補正は使いません。 持っていない精度で日を選ばせないためです。
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9月の基準
残暑の駆け込みが残ります。下旬に向けて落ち着いていきます。 混雑
この判定のもとにした情報
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実績データ 経済産業省生産動態統計調査 機械統計 統計表一覧(時系列表・年報)www.meti.go.jp で開く
セパレート形エアコン室内機(7.1kW 以下)の月別販売数量を、2024 年・2025 年の年報と 2026 年 6 月確報の時系列表から集計した。 年平均を 1.00 としたとき、2024 年は 7 月 1.60・6 月 1.55 が最大、10 月 0.69 が最小。2025 年は 6 月 1.62・7 月 1.54 が最大、10 月 0.68 が最小。 2 年でほぼ同じ形になる。最大と最小の比は 2.3 倍。 ただしこれは工場から流通への販売数量であり、家庭に取り付けられた台数ではない。 実際の工事の山は、この数字より 1 か月ほど後ろにずれる。8 月に数字が落ちるのは、 販売店が 6〜7 月に仕入れを終えているためで、8 月に工事が減るという意味ではない。
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実績データ 商業動態統計調査 時系列データ(家電大型専門店 商品別販売額)www.meti.go.jp で開く
家電量販店の店頭での月別販売額。商品別に分かれており、 エアコンは「生活家電」に含まれる。2014 年からの月次がある。
★消費税の引き上げ前後(2014年・2019年)は駆け込みと反動が出るため外し、 コロナの 2020〜2022 年も外して、2016・2017・2018・2023・2024 年の 5 年で平均を取った。
★生活家電(暦日 1 日あたり・年平均を 1.00) 7 月 1.49 が突出し、12 月 1.12・6 月 1.11 が続く。最小は 10 月 0.77。
★この値は、エアコンの「出荷は工事より先行する」という主張の裏づけに使っている。 経産省 生産動態統計のエアコン出荷数量はピークが 6 月(1.59)なのに対し、 店頭の生活家電販売額はピークが 7 月(1.49)で、ちょうど 1 か月後ろにずれる。 さらに 8 月は出荷が 0.89 に落ちるのに、店頭は 1.05 と高いまま。 出荷 → 店頭 → 工事、という順に山が動いていることが、2 つの統計で確かめられる。
★生活家電にはエアコン以外(冷蔵庫・洗濯機など)も含まれるため、 エアコン単独の動きではない。時期のずれを見るためだけに使っている。
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過去傾向 エアコン取り付けに良いタイミングは?|繁忙期を紹介www.taiyodenko.co.jp で開く
電気工事業者による、自社の受注実績にもとづく説明。 繁忙期を 7〜8 月(買い替え)と 3〜4 月(引越しにともなう設置)とし、 予約が取りやすい時期を 5〜6 月と 9〜10 月、および冬季としている。
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過去傾向 エアコン工事の混雑状況は?予約待ち期間と対策を徹底解説www.koyamadenkou.com で開く
エアコン工事業者による説明。5 月から 8 月にかけて混雑が強まり、7〜8 月が頂点。 1 月から 4 月の通常期は数日から 1 週間程度で工事できるが、 繁忙期は 1〜3 週間待つことも珍しくない、としている。
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過去傾向 夏のエアコン工事はなぜ待つのか?繁忙期のリアルと最短で工事する方法ac-sprt.com で開く
エアコン工事の協力業者を募集している会社による説明。 6 月中旬から 8 月にかけて 1〜2 週間待ちが常態化するとし、 その理由として、工事に資格と技能が要るため繁忙期に人を増やせないこと、 真夏の屋外作業そのものが過酷で 1 日にこなせる件数が落ちることを挙げている。 閑散期は 4〜5 月としている。
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実績データ 消費者物価指数 長期時系列データ(品目別価格指数・全国・月次)www.stat.go.jp で開く
品目ごとの価格指数を、1970 年 1 月から月次で公表している(原数値・季節調整前)。 このサイトが持っている唯一の「価格そのもの」の実測値である。
★測り方 観光需要が政策で大きく動いた 2020〜2022 年を外し、 2016〜2019・2023〜2025 年の 7 年を使う。
年平均で割るのではなく、中心化 12 か月移動平均に対する比で出す。 年平均比だと、年内に物価が上がっていく分がそのまま季節に混ざり、 «12 月がいちばん高い» という結果が量産される。実際、テーマパーク入場料は 年平均比では幅 9(12 月が最高)だが、移動平均比では幅 6(3 月が最高)になった。 後者が季節である。前者は値上げである。
★実際に動く品目(年平均を 1.00 としたときの幅) 航空運賃 21(8 月 1.15/1 月 0.94) パック旅行費 20(8 月 1.11/11 月 0.91) ゴルフプレー料金 18(5 月 1.08・10 月 1.08/2 月 0.90) ルームエアコン 16(5 月 1.10/2 月 0.94) 宿泊料 15(8 月 1.10/1 月 0.95)
★ほとんど動かない品目 レンタカー料金 9/テーマパーク入場料 6/鉄道運賃(JR)2/運送料 2/ ボウリングゲーム代 1/クリーニング代 1/文化施設入場料 2/映画観覧料 1/ 自動車教習料 0/葬儀料 1/タクシー代 1/高速自動車国道料金 1/ 理髪料 0/パーマネント代 0/自動車(新車)0/自動車整備費 0/民営家賃 0
★分かったこと。価格が需要につれて動くのは、旅行にかかわる品目だけである。 宿泊・航空・パック旅行は 8 月に 1.1 倍前後まで上がる。 ゴルフは季節そのもので動く(春と秋が高い)。 エアコンは需要より 2〜3 か月早く、5 月に高く 2 月に安い。 それ以外の生活サービスは、混む時期でも定価が動かない。
★このサイトでの使い方 価格の指数は「年平均比 1.00 を 50 とし、±1% を ±3 目盛り」で作る。 換算がすべてのテーマで共通なので、指数 60 はどのページでも 「年平均より 3% ほど高い」を意味する。
一番おすすめ
11月・10月・1月
年間のなかで、混雑・価格・予約のバランスがもっとも良い時期です。
避けたい時期
6月中旬〜8月
どうしてもこの時期しか動けない場合は、下の「この時期しか無理なら」をご覧ください。
何日前に動くか
繁忙期は工事の2〜3週間前
通常期は工事の数日〜1週間前
エアコンの取り付けが混む月・空く月
← 横にスクロールできます →
| 指標 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| エアコン室内機の販売数量(工場から流通へ) 年平均を 1.00 としたときの倍率 | 0.74 | 0.83 | 1.21 | 0.86 | 1.20 | 1.59 | 1.57 | 0.89 | 0.86 | 0.68 | 0.75 | 0.83 |
| 混雑度 上の値から作った目盛り | 空 | 空 | 混 | 普 | 普 | 混 | 激 | 激 | 混 | 空 | 空 | 空 |
| ルームエアコン(消費者物価指数) 年平均を 1.00 としたときの倍率 | 0.95 | 0.94 | 0.95 | 1.03 | 1.10 | 1.08 | 1.04 | 1.01 | 0.99 | 1.00 | 0.97 | 0.95 |
| 価格 上の値から作った目盛り | やや安い | やや安い | やや安い | 通常 | 高い | やや高い | やや高い | 通常 | 通常 | 通常 | やや安い | やや安い |
| 予約 | ★★ | ★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★ | ★★★★ | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ | ★★ | ★★ | ★★ |
| 工事までの日数 | 短め | 短め | 普通 | 短め | 普通 | 長め | かなり長い | かなり長い | 長め | 短め | 短め | 短め |
月ごとの理由
1月
空いている静かな時期です。暖房として使っていて不調に気づく人はいますが、工事の依頼そのものは年間で最も少ない部類に入ります。
2月
空いているまだ落ち着いています。決算期に向けた値引きが出やすく、急がないなら条件の話をしやすい時期です。
3月
混雑引越しにともなう取り外しと設置で、小さな山が来ます。出荷統計でも3月は年平均の約1.21倍に上がります。
4月
普通引越しの波が引いて落ち着きます。工事業者が閑散期として挙げることの多い月です。
5月
普通暑くなる前に動く人が出はじめます。業者によって「まだ空いている」「もう混み始める」と評価が分かれる月です。
6月
混雑中旬から急に増えます。出荷統計でも6月は年平均の約1.59倍。この時点で予約が埋まりはじめます。
7月
ピーク年間の頂点です。工事まで1〜3週間待つことが珍しくなくなります。真夏の屋外作業のため、1日にこなせる件数も落ちます。
8月
ピーク頂点が続きます。出荷の数字は落ちますが、これは販売店が仕入れを終えているためで、工事の混雑は続きます。
9月
混雑残暑の駆け込みが残ります。下旬に向けて落ち着いていきます。
10月
空いている出荷統計では年間の底になる月です。翌日や数日で工事できる状態に戻ります。新しいモデルの入れ替え時期にもあたります。
11月
空いている年間でもっとも落ち着いています。日程を選べて、条件の相談もしやすい時期です。
12月
空いている暖房で不調に気づく人が出はじめますが、まだ静かです。年末年始は業者が休みに入るため、月内で動ける日数は減ります。
料金との関係
測ってみると、本体がいちばん高いのは真夏ではありませんでした。
総務省の消費者物価指数でルームエアコン本体の月別の動きを測ると、いちばん高いのは5月(年平均の1.10倍)と6月(1.08倍)で、工事が最も混む8月はすでに1.01倍と年平均に戻っています。いちばん安いのは2月(0.94倍)で、次いで1月(0.95倍)・12月(0.95倍)・3月(0.95倍)でした。差はおよそ16%です。
値段は「秋から冬にかけて」下がっていく
エアコンは各社が春に新しいモデルを出し、そこから店頭価格が少しずつ下がっていきます。夏の需要期に一度止まり、秋から冬にかけてさらに下がって、翌年2月ごろに底になります。混む時期と高い時期はずれていて、価格の山は需要の山より2〜3か月早く来ます。
したがって、本体の値段だけを見るなら11月から3月が有利です。この時期は工事の側にも余裕があるため、値段と日程の両方で条件がよくなります。ただし一つ前の型は在庫が終わればなくなるので、選べる機種は減っていきます。
なお、この指数は本体の価格で、取り付け工事費は含みません。工事費は業者ごとの見積もりで決まり、月別に集計した公表統計はありません。
何日前に予約するべきか
繁忙期は予約から工事まで1〜3週間かかることがあります。夏に使いたいなら6月上旬までに動くのが安全です。10月から2月であれば、数日から1週間程度で工事できることが多くなります。
この時期しか動けない場合にできること
繁忙期を「避けてください」で終わらせません。時期をずらせない事情があることを前提に、 同じ時期の中で少しでも条件をよくする方法をまとめました。
壊れる前に替える
真夏に止まってから動くと、最も待つ時期に最も急ぐことになります。10年前後を過ぎた機種は、涼しい時期のうちに入れ替えを検討しておくと、日程も条件も選べます。
6月上旬までに予約を入れる
混みはじめるのは6月中旬です。夏に間に合わせたいなら、梅雨に入る前に予約を取ってしまうのが確実です。工事は先の日付で押さえられます。
平日の日中を選ぶ
土日は繁忙期でなくても埋まります。平日の日中に在宅できるなら、繁忙期でも比較的早い日程が残っています。
本体と工事を分けて考える
量販店の工事枠が埋まっていても、工事業者に直接頼めば早く入れることがあります。本体を先に確保し、工事を別に手配するという選び方もあります。
応急の手段を先に用意する
待つあいだをしのぐために、扇風機やサーキュレーターで空気を回す、日射を遮る、といった手当てを先に済ませておくと、無理な日程を取らずに済みます。
なぜエアコンの取り付けはこの時期に混むのか
エアコンの工事が夏に詰まる理由は、需要が増えることそのものより、増やせるのが需要の側だけだという点にあります。取り付けには電気工事と冷媒の取り扱いの技能が要るため、忙しくなったからといって人を増やすことができません。しかも真夏の屋外作業は地面の温度が40度を超える環境で、作業する側の消耗が激しく、1日にこなせる件数がむしろ落ちます。依頼が増えて処理能力が落ちるので、待ち日数が跳ね上がります。工事業者の説明では、繁忙期に1〜3週間待つことは珍しくないとされています。
根拠にした統計
月ごとの動きの土台には、経済産業省の生産動態統計にあるセパレート形エアコン室内機の月別販売数量を使いました。2024年と2025年の2年ぶんを年平均で割ると、6月から7月が1.5〜1.6倍、10月が0.68〜0.69倍。2年でほぼ同じ形になり、最大と最小の比は2.3倍にのぼります。
出荷の山と、工事の山はずれる
ただしこの統計は、工場から流通への販売数量です。家庭に取り付けられた台数ではありません。販売店は6月から7月に仕入れを終えるため、統計上の数字は8月に落ちます。しかし工事の現場が空くわけではありません。実際の工事の山は、この統計より1か月ほど後ろにずれます。このサイトでは、統計の形をそのまま混雑度にはせず、複数の工事業者が公表している繁忙期の説明と突き合わせて、7月・8月を頂点として置いています。
「1か月ずれる」ことは、別の統計でも確かめられる
出荷が工事より先行するというのは、業者の説明だけによる話ではありません。経済産業省の商業動態統計には、家電量販店の店頭での月別販売額があります。エアコンを含む「生活家電」で見ると、店頭のピークは7月(年平均の1.49倍)でした。工場から流通への出荷のピークは6月(1.59倍)ですから、ちょうど1か月ずれています。
さらに8月を見ると、出荷は0.89倍まで落ちるのに、店頭は1.05倍と高いままです。出荷 → 店頭 → 工事の順に山が動いていることが、2つの統計を並べるだけで見て取れます。このサイトが7月・8月を頂点に置いているのは、この並びの最後にあたるからです。
なお「生活家電」には冷蔵庫や洗濯機も含まれるため、エアコン単独の動きではありません。ここでは時期のずれを見るためだけに使っています。
3月にも小さな山がある
もう一つ、3月に小さな山があります。引越しにともなう取り外しと設置です。出荷統計でも3月は年平均の約1.2倍に上がっており、工事業者の説明とも一致します。逆に4月は波が引いて落ち着きます。
なぜ月単位までにとどめるか
なお、この統計は「販売された台数」であって「工事の予約件数」ではないこと、肩にあたる5月と9月については工事業者の間でも評価が分かれること、地域によって事情が大きく違うことから、このテーマは信頼度Cとし、月単位までの表示にとどめています。日別・旬別の判定は出していません。
エアコンの取り付けが動く連休・長期休暇
次に来る期間で、エアコンの取り付けが平常時からどれだけ離れるかです。 動かない期間は出していません。
あてはまらない場合・注意点
エアコンの取り付けに関わる仕事の年間のリズム
ここから下は、利用する人ではなく、この分野で働く人・これから働く人に向けた内容です。
エアコン工事の現場は、年間の仕事が夏に極端に寄ります。6月中旬から8月にかけて依頼が集中する一方、資格と技能が要る仕事のため、その時期だけ人を増やすことができません。真夏の屋外作業は地面の温度が40度を超えることもあり、熱中症の危険と隣り合わせで1日に複数件を回ることになります。
10月から翌年2月は反対に静かになります。この落差の大きさが、この業種の特徴です。繁忙期の収入で1年をならす形になるため、閑散期にどう仕事をつくるかが、働く側にとっても事業者側にとっても課題になります。
データの根拠と更新履歴
このページの判定は、次の情報をもとに作成しています。 データの作り方もあわせてご覧ください。
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セパレート形エアコン室内機(7.1kW 以下)の月別販売数量を、2024 年・2025 年の年報と 2026 年 6 月確報の時系列表から集計した。 年平均を 1.00 としたとき、2024 年は 7 月 1.60・6 月 1.55 が最大、10 月 0.69 が最小。2025 年は 6 月 1.62・7 月 1.54 が最大、10 月 0.68 が最小。 2 年でほぼ同じ形になる。最大と最小の比は 2.3 倍。 ただしこれは工場から流通への販売数量であり、家庭に取り付けられた台数ではない。 実際の工事の山は、この数字より 1 か月ほど後ろにずれる。8 月に数字が落ちるのは、 販売店が 6〜7 月に仕入れを終えているためで、8 月に工事が減るという意味ではない。
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家電量販店の店頭での月別販売額。商品別に分かれており、 エアコンは「生活家電」に含まれる。2014 年からの月次がある。
★消費税の引き上げ前後(2014年・2019年)は駆け込みと反動が出るため外し、 コロナの 2020〜2022 年も外して、2016・2017・2018・2023・2024 年の 5 年で平均を取った。
★生活家電(暦日 1 日あたり・年平均を 1.00) 7 月 1.49 が突出し、12 月 1.12・6 月 1.11 が続く。最小は 10 月 0.77。
★この値は、エアコンの「出荷は工事より先行する」という主張の裏づけに使っている。 経産省 生産動態統計のエアコン出荷数量はピークが 6 月(1.59)なのに対し、 店頭の生活家電販売額はピークが 7 月(1.49)で、ちょうど 1 か月後ろにずれる。 さらに 8 月は出荷が 0.89 に落ちるのに、店頭は 1.05 と高いまま。 出荷 → 店頭 → 工事、という順に山が動いていることが、2 つの統計で確かめられる。
★生活家電にはエアコン以外(冷蔵庫・洗濯機など)も含まれるため、 エアコン単独の動きではない。時期のずれを見るためだけに使っている。
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電気工事業者による、自社の受注実績にもとづく説明。 繁忙期を 7〜8 月(買い替え)と 3〜4 月(引越しにともなう設置)とし、 予約が取りやすい時期を 5〜6 月と 9〜10 月、および冬季としている。
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エアコン工事業者による説明。5 月から 8 月にかけて混雑が強まり、7〜8 月が頂点。 1 月から 4 月の通常期は数日から 1 週間程度で工事できるが、 繁忙期は 1〜3 週間待つことも珍しくない、としている。
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エアコン工事の協力業者を募集している会社による説明。 6 月中旬から 8 月にかけて 1〜2 週間待ちが常態化するとし、 その理由として、工事に資格と技能が要るため繁忙期に人を増やせないこと、 真夏の屋外作業そのものが過酷で 1 日にこなせる件数が落ちることを挙げている。 閑散期は 4〜5 月としている。
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品目ごとの価格指数を、1970 年 1 月から月次で公表している(原数値・季節調整前)。 このサイトが持っている唯一の「価格そのもの」の実測値である。
★測り方 観光需要が政策で大きく動いた 2020〜2022 年を外し、 2016〜2019・2023〜2025 年の 7 年を使う。
年平均で割るのではなく、中心化 12 か月移動平均に対する比で出す。 年平均比だと、年内に物価が上がっていく分がそのまま季節に混ざり、 «12 月がいちばん高い» という結果が量産される。実際、テーマパーク入場料は 年平均比では幅 9(12 月が最高)だが、移動平均比では幅 6(3 月が最高)になった。 後者が季節である。前者は値上げである。
★実際に動く品目(年平均を 1.00 としたときの幅) 航空運賃 21(8 月 1.15/1 月 0.94) パック旅行費 20(8 月 1.11/11 月 0.91) ゴルフプレー料金 18(5 月 1.08・10 月 1.08/2 月 0.90) ルームエアコン 16(5 月 1.10/2 月 0.94) 宿泊料 15(8 月 1.10/1 月 0.95)
★ほとんど動かない品目 レンタカー料金 9/テーマパーク入場料 6/鉄道運賃(JR)2/運送料 2/ ボウリングゲーム代 1/クリーニング代 1/文化施設入場料 2/映画観覧料 1/ 自動車教習料 0/葬儀料 1/タクシー代 1/高速自動車国道料金 1/ 理髪料 0/パーマネント代 0/自動車(新車)0/自動車整備費 0/民営家賃 0
★分かったこと。価格が需要につれて動くのは、旅行にかかわる品目だけである。 宿泊・航空・パック旅行は 8 月に 1.1 倍前後まで上がる。 ゴルフは季節そのもので動く(春と秋が高い)。 エアコンは需要より 2〜3 か月早く、5 月に高く 2 月に安い。 それ以外の生活サービスは、混む時期でも定価が動かない。
★このサイトでの使い方 価格の指数は「年平均比 1.00 を 50 とし、±1% を ±3 目盛り」で作る。 換算がすべてのテーマで共通なので、指数 60 はどのページでも 「年平均より 3% ほど高い」を意味する。
更新履歴
- 経済産業省 商業動態統計(家電大型専門店・生活家電)を出典に追加。店頭のピークが7月で、出荷のピーク6月より1か月後ろにずれることを確認した。「出荷は工事より先行する」という主張が、業者の説明だけでなく2つの統計の突き合わせでも裏づけられた。
- 初版を公開。経済産業省の生産動態統計(2024年・2025年の月別販売数量)を土台に、複数の工事業者が公表している繁忙期の説明と突き合わせて作成。出荷統計と工事需要のずれがあるため信頼度Cとした。
機械可読の要約:aircon/summary.json